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誕生日のデニム [家族]

2008年10月、長男 翔太が産まれた日、産院である育良クリニックと同じビルにあるEVISUで定番ジーンズ#2000 No.1 SPECIALを買いました。

生の状態(未洗い)で買ったものを、糊落としして、履きこんでいくことでヒゲ、アタリ、蜂の巣などの色落ちを付けていき、子供を育てると同時にジーンズも育てていこうと思ったんです。
そして翔太が成長した時に、「これはお前が産まれた日に買ったデニムだよ」といって渡したい。
履いてもらえればいいだろうし、サイズが合わなければ記念のプロダクト的な意味合いでもいい。
その為にも、安物のデニムではなく、ビンテージ仕様のものにこだわったのでした。

翔太が産まれた時のブログ記事
「人生で最高に感動した1日」

産まれたばかりの翔太とリジッド(生)状態のEVISUジーンズ


もちろん次男 悠太が産まれた時も同じように用意するつもりでしたが、産まれたのは昨年の3月17日。
震災から間もない時期で、計画停電実施中でもあり、翔太が産まれた時は三茶在住でしたが、この時は八王子に引っ越していて周りにいいデニムショップが無い(しいて言えば21ozの超ハードなIRON HERATがありましたがw)ということで、買いに行くタイミングを失ってました。

でも、悠太には何もないっていうのは可哀想なので、1歳の誕生日のタイミングで買ってあげることにしました。
やっぱりデニムを。

今回はどこのやつにしょうか悩みました。
いつも切ってもらってるヘアサロンの近くにはSTUDIO D'ARTISANがあるし、やっぱWAREHOUSE?DENIME?とレプリカブランドで悩んでたところ、嫁から「リーバイスでいいんじゃないの?」の一言。
なるほど、その発想は無かったなw

確かにリーバイスの復刻版シリーズLVC (Levi's Vintage Clothing)の501XXがスタイルとしては一番正統だわな。
超こだわってる人達には賛否両論あるけど、そんな事言ったらレプリカもの全てに言えることで、今回のような買い物には一番フィットしたセレクトになると思われます。

LVCの501XXには年代ごとに違った仕様のものが出ています。
1915年、1922年、1933年、1944年、1947年、1954年、1955年といった感じ。(自分の生まれた年である1966年のものもいいかと思ったけど、XXじゃないんで)
(参考ページ : http://www.e-levi.jp/shop/lvc/index)

1947年ものが、数々の変遷の後現在の5ポケットジーンズへの最終形と言われています。
そして1955年ものがその完成形と言われています。
本物のビンテージ市場では、第二次大戦の為ボタンなどで簡素なパーツが使われた1944年(別名大戦モデル)もレアってことで人気もありますが。
ボクは今回1947年のリジッドモデル(米国製コーンミルズ社生地)を選びました。
55年のはパッチが紙になってるので、やっぱ革の方が好きってのと、47年のは細め、股上浅めっていうのもポイントでした。

こちら。
LVC 501XX 1947年モデル(LOT# 47501-0117)
DSCF1934.jpg
選択後2インチ縮むので、31インチのものを購入。縮んで29インチになる予定。
リーバイス買ったのは、ティーンエイジャーの頃以来w

購入してから3年経った、いい感じに育ってきた翔太のEVISU #2000 No.1 SPECIALと、買ったばかりの悠太のLVC 501XX 1947年モデル
DSCF1944.jpg
DSCF1943.jpg

それぞれの上に乗った翔太&悠太
DSCF1954.jpg

買ってきてから数日は未洗いのまま履き、リジッドの感じを満喫しました。
ごわごわしてますが、気持ちいいです。
糊付けされてるので、皺も強烈につき、コントラストの強いヒゲがつきそうですが、このまま履き続けても洗って縮んだ後はヒゲや蜂の巣の位置もズレてしまうことは確実なので、1週間リジッドを楽しんでから洗いに。

でもやっぱり皺が固定させたいので、あんまり糊を落とさず済まそうと、風呂場で十分水を染み込ませてから洗濯機にかけずに乾かすというのをやってみることに。
水に浸してる時は塩も入れてみました。(色落ちが抑えることができるらしい)
多少縮んだようだけど、ウエストで1インチ程度しか変わってない。

1日履いてみて、やっぱもう少し縮ませるべきだなと、もう一回水に付けて、やはり色が落ちないように洗濯機にいれず、外で乾かす。
もうちょっと縮んだ。

でもこれからまた少し縮みそうだから、やっぱ一気に乾燥機かと思い、もう一回濡らしてからコインランドリーへ(自宅レベルの洗濯乾燥機じゃ乾燥時に変な折り目がついたりして大後悔することになります)。
で、乾燥させたらしっかり縮んだのはいいけど、なんかふわふわになっちゃった。
糊のついた硬い生地感が無くなってしまいました。

リジッドの感覚を大事にしたい、でもちゃんと縮ませないといけないって人はみんなどうしてんだろって思ってググったところ、乾燥機かけた後また水に入れて、キーピングで糊付けし、半乾きになったところで履いて体や膝を曲げてしっかり皺を付けた状態にするという荒業を発見!
それやってみんべ!
しかも乾燥機で生地表面が若干毛羽立つようにちょっとフサフサな感じになったのが気に食わないので、糊付けの後一旦アイロンがけし、さらに皺をつける部分のみ霧吹きで濡らしてから履いて、皺を固着させるという手順を踏むことにしました!

そうして出来上がったのがこちら。
皺がしっかり固まってます!w
DSCF1973.jpg

で、実際のこの作業をしてからちょうど1ヶ月が経ったわけですが、いい感じに色落ちするまでにはまだまだですね!
色落ちの早い製品だったらそこそこな感じになってきてるかもしれませんが(染色の段階で酸化剤を投入したWAREHOUSEの酸化デニムとか?)、この47501-0117は色落ちが遅い方ということで、根気がいります。
でもボクは、これをそれこそ20年とか長く残したいわけだから、それでいいんです。
先は長いんで、焦らずじっくり履いていこうと思います。
そのうちいい感じになってきたらまた写真載せます。

基本洗わずにいくので、あまり汚れる場には履いていきません。
クラブなんかに履いていくと、タバコの臭いが染み付いて一気に洗いたくなっちゃうので、まずクラブに履いていくことはないでしょう。
野外イベントとか、屋内でもageHaくらいだったらアリかな。
それと汗かいて大変なことになるので、夏場も履きません。
そんな感じでEVISUの方も、3年間一度も洗わず、上の写真を撮るちょっと前にやっと一回洗ったところですw
今毎日履いてるLVCの方も、別に寒いわけじゃないんだけど下にユニクロのヒートテックタイツ履いて、皮脂汚れが付かないようにしてます。
暑くなってきた無理して履かないようにするだけです。
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