AIAIAI TMA-2 Modular [DJ / CLUB]
AIAIAI TMA-2 Modular!!!
ヘッドバンド 3種、スピーカーユニット 4種、イヤパッド 5種、ケーブル 6種の中から好きな組み合わせをチョイスして組み上げるというモジュラーシステム!
バリエーションはなんと360通り!
国内代理店のStokyoさんでは初回入荷分があっという間になくなり、やっと在庫が確保できたということで、本日じっくり選ばせてもらいました!
そのインプレッションを。
とりあえずヘッドバンドは全部決めてから最後でいいっしょってことで、暫定的に見た目良さ気なパッドがついてるH03をベースに。
プリセットモデルでDJ向けっていうのが、S02, E02,H02,C02の組み合わせということで、恐らく現在使っていTMA-1に近い感じだろうと踏んで、TMA-1とほぼ同タイプのイヤーパッドE02を全てのスピーカーユニットに装着して試聴。
S01
すっきりしてるけど、物足りない
S02
低音がかなり来る
正にDJ向きな感じ
S03
バランスいい
S04
この中で一番レンジが広い
瞬時に「いい音!」って思った
これを聞いた後は、S02のレンジが狭く思えてしまう。S02はミッドローが強調されてるせいかも。でも高音の抜け・解像度は圧倒的にS04
ということで、ここからはS02とS04の両方を使って、イヤーパッドのテスト。
E01
音がストレートに来る印象。パッドが薄いので、耳への当たりがあまりにもダイレクト
ライト感覚ではある
E02
パワフル!
やはりDJ向き!
E03
おとなしい感じ
E04
バランスがいい!
低音も申し分ない。
E05
いい音!こちらの低音もいい感じ。
でもE04とE05は完全に耳を覆うタイプ。ボクはDJプレイ中に耳の上でわずかにずらしたり、耳たぶの裏でホールドしたりするので、パッドは小さめがいい。TMA-1を使ってるポイントの1つもそこです。
で、ここはやはりE02を選択。
再びスピーカーユニットのS02とS04共にイヤーパッドE02をつけて試聴。
確かにS02とE02の組み合わせは、DJプリセットだけあって、DJ的に音は取りやすい。でもS04と比べちゃうと、透明度が違う。
S02はローミッドがかなり前年に出てるけど、S04はローがすごい出て、ハイもかなり前に出てる。でもドンシャリというのとはちょっとニュアンスが違うような気もする。もっと解像度に目を向けてる感じ。
気に入ったのはS04でした。
次はヘッドバンド
暫定的にパッド付きで高級感があるH03を試聴に使ってましたが、ずっと頭部のフィット感が気になってました。
若干ルーズな気がします。
H01
ライトな感じはいいんだけど、ヘビーユースにはウレタンの劣化が心配。タウンユース向きかも。
H02
やっぱりこれ!っていうホールド感
H03
トップのパッドの感じがいいと思ったんだけど、ホールド感に欠ける。軽くヘッドバンギングしたらずり落ちた。
一方H02はしっかりホールドしてくれて、DJプレイ中のアグレッシブなパフォーマンスにもついてきてくれる。H03だと途中でずれ落ちちゃって恥ずいことになりそう。
ということで、H02をチョイス!
ケーブル
C04
もう最初から見た目の質感でC04が気になってました。高級感のある編み込みのコイルケーブル。
C02
TMA-1とほぼ同等に見えます。ちょっと柔らかいかも。
C03
その超ロングバージョン。広いスタジオ用途ならまだしも、DJには長過ぎ。マイ・ホーム・スタジオでも、この長さは不要。
C01、C05、C06
短めのストレートケーブルで、DJ向けというよりはiPhoneとかのタウンユース向けって感じ。
C01がiOS、Android、Windows用の1ボタンコントローラー付き
C05がノーマルのストレートケーブル
C06がiPhone、iPad用の3ボタンコントローラー付き。
でも街中や電車での移動時とかでiPhone聴く用に、ここはDJのコイルケーブルと共に2本チョイスという贅沢もアリか!?って思い、3ボタン付きのC06を試してみるも、音質が一気に落ちて愕然。一応1ボタンのC01も試したけど、C06と同程度。残念!
ボタンがないストレートタイプのC05を試してみたら、C04との音質の違いは感じられませんでした。これはストレートでも、ボタン付きのタイプとは違ってコイルタイプと同じ太さがあり、線の中身自体は同等なのでしょう。
逆にスイッチ付きのものは細いんです。そこで音質の差がでているかもしれないし、もしかしてスイッチの回路も影響してるのかもしれません。
一瞬ストレートケーブルも?って思ったのはコントローラーの利便性を考えてのことだったので、ボタン付きは音で満足いかず、ボタン無しはわざわざコイルと2本持つ意味ないから、ここはやはりC04一本で。
ちなみに、旧製品TMA-1と、ほぼ同等と思われるTMA-2のDJプリセット(S02, E02,H02,C02の組み合わせ)を聴き比べてみました。
結果TMA-2の方がレンジが広くてレベルも上がっているように思いました。既存のTMA-1ユーザーも、TMA-2にアップデートする価値アリと思いましたね。
というわけで、ボクがチョイスした組み合わせは....
ヘッドパッド H02
スピーカーユニット S04
イヤーパッド E02
ケーブル C04
でした!
実はここ最近海外や地方に行く時に、DJ用とトラックチェック用と2種類のヘッドホンを持ち歩いてました。DJ用はAIAIAI TMA-1、チェック用はYAMAHA HPH-MT220。
ということで閃めきました。
ケーブルは1種類でいいけど、パッドを2種類チョイスってのはどうだろう?
DJ用としてはE02確定で、トラックチェックというかスタジオモニター用にもう1個。
E02のようなタイプはDJ用としては機能的にいいんだけど、長く両耳に当ててると、耳たぶ全体が押されて痛くなってくるんですよ。
長時間聴くには耳を全部覆う大きいタイプがベター。
そこでスタジオモニター目線でもう一度E04とE05をチェック。
E04
E02ほどではないけど、なかなかの重低音。ブイブイ来る。
E05
ハイの抜けがよくて、好印象。低音はE04程グイグイ来ないけど、全然足りない感じはしないし、しっかり出ててパワーも感じられる。モニタリングに最適。
E02との差別化も考えた方がいいだろうし、ここはE02とE05を持って旅に出れば、必要な場面に応じてイヤーパッドを交換することで欲しい音が聴けて、これまでのヘッドフォン2個持ちの荷物からも解消されるという、素晴らしいアイディアだと思いました!
StokyoのAIAIAIサイトでは、All-Round Preset、DJ Preset、Studio Preset等も紹介されてます。
用途がはっきりしてる場合は、これらから選んでもいいでしょう。
でも拘って選びたい場合は、サイトにはそれぞれのパーツの特徴の記述もあり、組み合わせによる音の特徴も解説されてます。
この記事もそんなセレクトの参考の1つになれば幸甚でございます。
Special Thanks : Stokyo
http://aiaiai.stokyo.com/tma-2-modular
ヘッドバンド 3種、スピーカーユニット 4種、イヤパッド 5種、ケーブル 6種の中から好きな組み合わせをチョイスして組み上げるというモジュラーシステム!
バリエーションはなんと360通り!
国内代理店のStokyoさんでは初回入荷分があっという間になくなり、やっと在庫が確保できたということで、本日じっくり選ばせてもらいました!
そのインプレッションを。
とりあえずヘッドバンドは全部決めてから最後でいいっしょってことで、暫定的に見た目良さ気なパッドがついてるH03をベースに。
プリセットモデルでDJ向けっていうのが、S02, E02,H02,C02の組み合わせということで、恐らく現在使っていTMA-1に近い感じだろうと踏んで、TMA-1とほぼ同タイプのイヤーパッドE02を全てのスピーカーユニットに装着して試聴。
S01
すっきりしてるけど、物足りない
S02
低音がかなり来る
正にDJ向きな感じ
S03
バランスいい
S04
この中で一番レンジが広い
瞬時に「いい音!」って思った
これを聞いた後は、S02のレンジが狭く思えてしまう。S02はミッドローが強調されてるせいかも。でも高音の抜け・解像度は圧倒的にS04
ということで、ここからはS02とS04の両方を使って、イヤーパッドのテスト。
E01
音がストレートに来る印象。パッドが薄いので、耳への当たりがあまりにもダイレクト
ライト感覚ではある
E02
パワフル!
やはりDJ向き!
E03
おとなしい感じ
E04
バランスがいい!
低音も申し分ない。
E05
いい音!こちらの低音もいい感じ。
でもE04とE05は完全に耳を覆うタイプ。ボクはDJプレイ中に耳の上でわずかにずらしたり、耳たぶの裏でホールドしたりするので、パッドは小さめがいい。TMA-1を使ってるポイントの1つもそこです。
で、ここはやはりE02を選択。
再びスピーカーユニットのS02とS04共にイヤーパッドE02をつけて試聴。
確かにS02とE02の組み合わせは、DJプリセットだけあって、DJ的に音は取りやすい。でもS04と比べちゃうと、透明度が違う。
S02はローミッドがかなり前年に出てるけど、S04はローがすごい出て、ハイもかなり前に出てる。でもドンシャリというのとはちょっとニュアンスが違うような気もする。もっと解像度に目を向けてる感じ。
気に入ったのはS04でした。
次はヘッドバンド
暫定的にパッド付きで高級感があるH03を試聴に使ってましたが、ずっと頭部のフィット感が気になってました。
若干ルーズな気がします。
H01
ライトな感じはいいんだけど、ヘビーユースにはウレタンの劣化が心配。タウンユース向きかも。
H02
やっぱりこれ!っていうホールド感
H03
トップのパッドの感じがいいと思ったんだけど、ホールド感に欠ける。軽くヘッドバンギングしたらずり落ちた。
一方H02はしっかりホールドしてくれて、DJプレイ中のアグレッシブなパフォーマンスにもついてきてくれる。H03だと途中でずれ落ちちゃって恥ずいことになりそう。
ということで、H02をチョイス!
ケーブル
C04
もう最初から見た目の質感でC04が気になってました。高級感のある編み込みのコイルケーブル。
C02
TMA-1とほぼ同等に見えます。ちょっと柔らかいかも。
C03
その超ロングバージョン。広いスタジオ用途ならまだしも、DJには長過ぎ。マイ・ホーム・スタジオでも、この長さは不要。
C01、C05、C06
短めのストレートケーブルで、DJ向けというよりはiPhoneとかのタウンユース向けって感じ。
C01がiOS、Android、Windows用の1ボタンコントローラー付き
C05がノーマルのストレートケーブル
C06がiPhone、iPad用の3ボタンコントローラー付き。
でも街中や電車での移動時とかでiPhone聴く用に、ここはDJのコイルケーブルと共に2本チョイスという贅沢もアリか!?って思い、3ボタン付きのC06を試してみるも、音質が一気に落ちて愕然。一応1ボタンのC01も試したけど、C06と同程度。残念!
ボタンがないストレートタイプのC05を試してみたら、C04との音質の違いは感じられませんでした。これはストレートでも、ボタン付きのタイプとは違ってコイルタイプと同じ太さがあり、線の中身自体は同等なのでしょう。
逆にスイッチ付きのものは細いんです。そこで音質の差がでているかもしれないし、もしかしてスイッチの回路も影響してるのかもしれません。
一瞬ストレートケーブルも?って思ったのはコントローラーの利便性を考えてのことだったので、ボタン付きは音で満足いかず、ボタン無しはわざわざコイルと2本持つ意味ないから、ここはやはりC04一本で。
ちなみに、旧製品TMA-1と、ほぼ同等と思われるTMA-2のDJプリセット(S02, E02,H02,C02の組み合わせ)を聴き比べてみました。
結果TMA-2の方がレンジが広くてレベルも上がっているように思いました。既存のTMA-1ユーザーも、TMA-2にアップデートする価値アリと思いましたね。
というわけで、ボクがチョイスした組み合わせは....
ヘッドパッド H02
スピーカーユニット S04
イヤーパッド E02
ケーブル C04
でした!
実はここ最近海外や地方に行く時に、DJ用とトラックチェック用と2種類のヘッドホンを持ち歩いてました。DJ用はAIAIAI TMA-1、チェック用はYAMAHA HPH-MT220。
ということで閃めきました。
ケーブルは1種類でいいけど、パッドを2種類チョイスってのはどうだろう?
DJ用としてはE02確定で、トラックチェックというかスタジオモニター用にもう1個。
E02のようなタイプはDJ用としては機能的にいいんだけど、長く両耳に当ててると、耳たぶ全体が押されて痛くなってくるんですよ。
長時間聴くには耳を全部覆う大きいタイプがベター。
そこでスタジオモニター目線でもう一度E04とE05をチェック。
E04
E02ほどではないけど、なかなかの重低音。ブイブイ来る。
E05
ハイの抜けがよくて、好印象。低音はE04程グイグイ来ないけど、全然足りない感じはしないし、しっかり出ててパワーも感じられる。モニタリングに最適。
E02との差別化も考えた方がいいだろうし、ここはE02とE05を持って旅に出れば、必要な場面に応じてイヤーパッドを交換することで欲しい音が聴けて、これまでのヘッドフォン2個持ちの荷物からも解消されるという、素晴らしいアイディアだと思いました!
StokyoのAIAIAIサイトでは、All-Round Preset、DJ Preset、Studio Preset等も紹介されてます。
用途がはっきりしてる場合は、これらから選んでもいいでしょう。
でも拘って選びたい場合は、サイトにはそれぞれのパーツの特徴の記述もあり、組み合わせによる音の特徴も解説されてます。
この記事もそんなセレクトの参考の1つになれば幸甚でございます。
Special Thanks : Stokyo
http://aiaiai.stokyo.com/tma-2-modular
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