SSブログ

9月9日 ROCK THE HOUSE 開催! [DJ / CLUB]

9月9日金曜日、西麻布BULLET'Sで"ROCK THE HOUSE"というパーティーをやります。
これはテクノパーティーじゃありません。ロックです。

最初ボクはロックDJとしてキャリアをスタートしました。
New Waveの流れを汲んだ所謂インディーギターと呼ばれた辺りのものをかけていて、ハウスが生まれたことによるダンスビートとの融合を図ったものを得意としていました。
というか、既存のロックなんて、フェード/カットインとフェード/カットアウトでしか繋ぎようがなく、その時点でDJというものには全く興味が沸かなかった(その頃はヒップホップのレコード2枚買いとかでオタクDJしてました)んだけど、ダンスピートが入ったことでロックでもミックスができるようになった!ってことで本格的にクラブでやる気になったワケです。
その頃の話は3年前にST2でボクが書いていたコラム「どりじゃん」に詳しく書いてるんで、興味のある方は読んでみてください。
そのどりじゃんでも書いてますが、当時TKDというDJはとにかくカッコよかった。アグレッシブなパフォーマンス、思慮深い選曲、そして誰よりもThe KLFを愛していた。決して緻密とは言えなかった(笑)ミックスも、テクニックではなく勢いの大切さを教えてくれていました。
ボクが初めて作ったデモテープを渡したのは彼で、後に下北沢ZOOでのレギュラーとして使ってもらうきっかけとなりました。
このZOOというクラブは小箱ながらインディーギターの聖地のような場所でした。Maniac Loveをテクノの総本山と呼んでいたのとニュアンス的に近いでしょう。瀧見賢司主宰のパーティーThe Love ParadeにはフリッパーズギターがDJとしてゲスト出演したり、結成されて間もなかったZeppet Storeがライブをやったり。他にもTokyo No.1 Soul Set、四街道ネイチャー、キミドリといったLB Nationの連中や、ビブラストーンのDr.Tommy、Moodman、東京パノラママンボボーイズによるパーティーがあったり。"下北沢ZOO"でググればへーって話も見つかります。

ZOOのことは話し出すとキリがないので...
何が言いたいかというと、そのTKDをこのパーティー"ROCK THE HOUSE"に引っ張り出しちゃいましたっていうこと。
ボクの自身このパーティーで久々にロックDJをやるのは楽しみだけど(実は今年6/9に「ロックの日」と称してRockwestでもやっちゃいましたが)、このTKDのセットを聴くのが個人的にすごく楽しみなワケですよ。
先に紹介したどりじゃんの文章にもあるように、2002年のクリスマスイブにManiac Loveでも"ROCK THE HOUSE"というロックパーティーをやって、その時も数年ぶりにTKDを引っ張り出したんですが、それから3年ぶりにまたやってもらいます!
彼が原作を担当したコミックビーム連載の漫画「LAZREZ」(TKDの自叙伝的なDJのストーリー)「皆殺しのマリア」も読んでみれ。


2005.09.09 FRIDAY
ROCK THE HOUSE
@ 西麻布 BULLET'S http://www.bul-lets.com
DJ : Q'HEY / DUCK ROCK / TKD / SAITO / HITOSHI OHISHI / SUSUMU UENO / KOU SUZUKI
OPEN : 21:00
ENTRANCE : 1,500 yen with flyer (1drink) / 2,000 yen (1drink)

THIS IS NOT A TECHNO PARTY!
70-80-90's Rock / Punk / New Wave Manchester

"ROCK" オレ達のルーツはここにある!
かつてロックDJとして活躍していたQ'HEY、DUCK ROCK、そして伝説のDJ TKD達によって繰り広げられる一晩限りのロックパーティー"ROCK THE HOUSE"。

90年初頭、ロックDJとして下北沢ZOO / SLITSなどでNew Wave、ManchesterをプレイしていたQ'HEYが再び往年のセットを披露!当時からの盟友で現在ブレイクスのDJとして大活躍中のDUCK ROCKもマジカルなミックスで魅せる!そしてZOO時代のQ'HEYが最もリスペクトし、「誰よりもカッコよかった」と語る伝説のDJ TKDが復活!NEW DEALとしてのバンド活動でも知られるHITOSHI OHISHIやSPILLOUTのSAITOも、自らのルーツとなるロックサウンドを熱くプレイ!さらには現在でも"POPSCENE"、"S・E・X"、"SHOEGAZERSCENE"といったインディーギターパーティーを主催しているSUSUMU UENOやノイズアバンギャルドを基調としたバンド"けある"のKOU SUZUKIも参戦。
多くのテクノ/ハウスDJ達にとってルーツとなったロックを、温故知新の精神と新鮮な気持ちを以って今、体験したい。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。